アガスティアの葉 ①
インドに『アガスティアの葉』という予言書があるのはご存知でしょうか?
私は、小林正観さんの講演会で初めてその存在を知りました。
日本では、1994年に書かれた青山圭秀(あおやままさひで)さんの著書『アガスティアの葉』がベストセラーになったことで、世に知られるようになりました。
アガスティアは、紀元前3000年頃にいたとされるインドの聖者で、その人が残したものと伝えられています。
色々な人の魂の履歴が、シュロという木の葉っぱに古代タミール語で書かれていて、後世まで残されてきたようです。
400万人分の魂の履歴(前世)、個人の過去・現在・未来が書かれているそうです。
正観さんは、その葉を見たいと思わなかったので、自分の魂の履歴は、400万人の中には入っていないとおっしゃっていました。
私も見に行きたいとは思わないので、きっと入っていないと思います。
櫻庭露樹さんは、自分の過去生を知りたくて、見に行ったそうです。
正観さんの周りで、葉を見に行った方の一人は、今世で、お金に困らない立場にある方でした。
その方の前世は「賽銭泥棒」だったそうです。前世で悪いことをしたから、今世で罰を与えられるというわけではないようです。
彼は「賽銭泥棒をしなければならないほど貧しかったので、来世はせめてお金に困らないようにして下さい」と神様にお願いしたようです。
お金に困って、賽銭泥棒はしたが、強盗や人殺しはしなかったので、神様が希望を叶えてくださったのかもしれません。
(←定かではありませんが、櫻庭さんの『アガスティアの葉』の講演会でも似たような話をしていました。この例の人は、櫻庭さんのことかもしれません)
正観さんの知人で、もう一人葉を見に行った方は、前世で10年間片足で海辺に立つ行(ぎょう)をやり続けた方だったそうです。
10年立っているうちに、水の中から虫が這い上がってきて、どこかを噛んだらしく、思わず足を下ろして、行が途中で終わってしまったそうです。
そのため、今世では車椅子生活ということになった、とアガスティアの葉に書いてありました。
実際、その方は車椅子の生活をされているそうです。
『アガスティアの葉』からわかることは、「運命は決まっている」、そしてやはり「自分の人生は、生まれる前に書いたシナリオどおり」ということのようです。