お守りの返納の仕方

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先週、この金刀比羅宮(通称こんぴらさん)のお守りを郵送で返納しました。


今年は主人が転勤になりそうなので、早めに色々と手放しておこう!と片付けていたら、この他にもお守りがいっぱい出てきました。


こんぴらさんのお守りは、義母が四国旅行に行った際、お土産で買って来て下さったものですが、遠方のためなかなか返しに行けず、もう何年も自宅に置きっぱなしになっていました。


このお守りを返納する時、様々な返納方法を調べてみましたので、ご紹介します。


【お守りを返納する時期】

厳密にはお守りに期限はなく、願いが叶うまで身につけていて良いそうです。

(特に「縁結び」「安産祈願」「合格祈願」など)

一年ごとに交換すると、より神様のパワーを新たにいただけるようです。


【お守りを返納する場所】

お守りの裏に、

「〜社」「〜宮」と書いてあるお守りは『神社』に、

「〜寺」「〜寺院」と書いてあるお守りは『お寺』に返納します。

お寺のお守りは、神社では受け取っていただけません。


【返納の仕方】

①いただいて来た神社やお寺に直接返しに行く。

基本的には、いただいて来たところに返しに行けるのがベストです。大きな神社やお寺であれば『古神札納所(ふるふだおさめじょ)』と記載された箱があるので、そこにお賽銭(お守りと同程度の金額)とともに返納します。

初詣の際に、古いお札やお守りを仕分けしてお返し出来る、特設の『古神札納所』を設けているところもありますね。

『古神札納所』がなければ、直接『社務所』にお願いして、お焚き上げ料とともにお渡しすることになると思います。

お焚き上げ料は神社によって様々ですが、3000〜5000円と書かれている方がいました。

神主さんに直接伺ったら、お賽銭だけなら300円程度で良いとおっしゃっている方もいました。

私は、櫻庭さんがよく言ってらっしゃる通り「お金は出口戦略(お金は先に自分から出さないと入って来ない!)」と思っているので、「少し自分には痛いかな〜」と思う金額を出した方が良いのでは、と思っています。

そして、遠方のため直接返しに行けない場合は、郵送で返納します。


今回、私がこんぴらさんに返納した方法をご紹介します。

●古いお守りは白い半紙など(なかったのでA4コピー用紙)につつむ

●便箋や一筆箋にひと言書き添える

《私が書いた例》

向春の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

家族に、金刀比羅宮のお守りをいただきましたが、遠方のため、直接お返しに伺えず、郵送させていただきました。

つきましては、お焚き上げをよろしくお願いいたします。

今後も、貴社のご繁栄を心よりお祈りいたします。

お守りと同程度の金額(主人と私のお守り2個で2000円)を封筒(現金書留専用封筒21円)に入れ、お守りと手紙も同封し、郵便局窓口で現金書留で送る


近くの神社やお寺に返しに行く。


神社であれば、他の神社のお守りでも、だいたいは受け取ってお焚き上げしてくれます。

お寺の場合は、そのお守りのお寺と同じ『宗派』のところを調べて出しに行かなければなりません。

『宗派』は複雑ですので、わからなければ、そのお守りをいただいたお寺に問い合わせてみると良いと思います。


どんど焼きの際に出す。


元旦の1〜2週間後、正月飾り・しめ縄・書初め破魔矢、古いお札、お守りなどを山にして燃やすことで、歳神様を天にお送りする行事が『どんど焼き』です。

地域によって、出せる物が違いますので、調べてから持ち込む方が良いでしょう。


※ 塩で清めてゴミとして捨てる塩で清めて自宅で焼却する、と書いていた方がいましたが、私は気持ち的に、お守りの中に宿ってくださった神様に申し訳ないと思うので、この方法はオススメしません。


やはり、行けるものなら、お守りをいただいた神社やお寺に直接お参りに行き、お焚き上げ料を添えて、神前・仏前で感謝を述べながらお返しした方が、神様・仏様に喜ばれることと思います。