私の逆をおこなえば、妊娠出来る! その5

●人生を悲観しすぎる


その1で書いたことと重なりますが、私は小さい頃から足が悪く、よく母に「あなたは、子どもは産めないかもしれないねぇ。せめて、心優しいダンナさんと結婚して、子どもがいなくても2人で幸せに生きることが出来ればいいんだけどねー。」と言われて育ちました。

その言葉が、何度も潜在意識にインプットされてしまったため、私は、この母の言葉通り「子どもはいないけど、優しいダンナさんと2人で幸せに生きる」ことが実現してしまった様です。

「足が悪くても、子どもが2人は出来て幸せに生活できる」という言葉を自分に投げかけていれば、変わったかもしれません。


とにかく、足が悪いこと以外にも、私は劣等感が強くて「私に似て、ブサイクに生まれてきたり、足が悪いなどの障害があったり、短気な子どもだったら、この世の中では生きにくいだろうな。」と思い続けて来てしまいました。

そして、そんな良くないDNAなら残さない方が良いのでは、とまで思うこともありました。


人のせいにはしたくないですが、こんなに自分を卑下してしまったのは、母が、たぶん無意識で、私に劣等感を植え付けてしまったからだと思います。でも、母に悪気はなかっただろうし、本人もそのことを悪いとはいまだに気づいていないので、私自身が母を許せるように努力しています。(心が狭いので、まだ完全に許せた訳ではなく、いつも心の中で葛藤していますが)


結婚した当初は、その劣等感に打ち克つ術すら知らず、自分を許したり、認めたり、愛したりすることはできませんでした。

つい最近まで、自分を卑下して、いじめてしまう悪い癖から抜け出せませんでした。


ようやく最近になって、「統合」や「自己ヒーリング」などで、ネガティブな自分を少しずつ手放せるようになってきました。


これから、子どもを生んで親になりたいと思う方は、極力、子どもに劣等感を与えないようにしていただきたいな、と思います。

「お前はブサイクだ」「お前は頭が悪い」と言われて育った子どもは傷つきます。

子育てが忙しくて思わず言ってしまうことも多々あるでしょうが「あっ、言い過ぎたな」という時は、恥ずかしくてもこう言ってみて下さい。

「お前は、外見は美人の子に比べたら劣るかもしれないけど、笑ったらとっても可愛いいから、いつも笑顔でいるんだよ。」とか、

「お前は、人より物覚えは良くないかもしれないけど、心はとっても優しいから、もっともっと人に優しくしていくんだよ。」など。

けなすよりも褒めてくれたら、もっとポジティブな子どもが増えて、この世が生きやすくなるかもしれません。

子育てもしたことがない私がこんなことを言える立場ではないことは承知しています。

あくまで、子どもの立場に立った時、こんな風に親に言われて育ったら、もっと自分に自信が持てて、前向きに生きられただろうな、と思うのです。