床磨きは自分磨き ①
私が全捨離を始めてから1年5ヵ月、物を減らし始めてから6年半が経ちました。
最近ようやく、床の物がなくなり、部屋が非常にスッキリしてきました。
今までは掃除が億劫で、固く絞った雑巾で両手・両膝をついて、丁寧に床を磨くなんて、年に数えるほどしかしていなかったと思います。
(お掃除は、掃除機とクイックルワイパーで簡単に済ませていました)
物がなくなって床面積が広がったので、
寝室の床と玄関のたたきとトイレの床を、毎日、拭き掃除することに決めました。
(この先、死ぬまで、未来永劫やり続ける!と決めなければならないようです)
先日の講演会で、櫻庭さんが、毎日のルーティンをいかに増やしていくかが開運の鍵になるとおっしゃっていました。
そして、床面積=自分自身なので、床を磨くことは自分を磨くことにもつながるようです。
全捨離をして、床面積を広げ、床を磨くことを続けたら、そのうち自分の使命がわかってくるのだそうです。
私は、小さい時から
「何のために生まれて来たのか?どんな仕事が自分にピッタリなのか?」
ずっと知りたいと思って生きてきましたが、この歳になっても見つからず、日々、「今のままで十分幸せ。だから、今以上を求めてはいけない。」と自分を律してきました。
でも、せっかくこの世に生まれて来たのだから、人様のお役に立って、人に喜ばれることをたくさんしてから、あの世に戻っていきたいです。
小林正観さんは「夢や希望を持たなくても『頼まれごと』をこなしていけば、使命・天命につながる」とおっしゃっていました。
ただし『頼まれごと』は、不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句である『五戒』を一切言わない生活を3ヵ月くらい続けないとやって来ないそうです。
その話を初めて聞いてから、もう18年も経ちますが、いまだに、愚痴や泣き言を一切言わない生活が、私にはかなり難しく、達成出来ていません。
ずっと、これをクリアしたいと思って生きてきたので、18年前に比べたら、口にする量は減ってきたかもしれませんが、完全に五戒を言わないで何ヵ月も過ごすことは、今世の私には無理なのかも…とさえ思ってしまうことがあります。
櫻庭さんは、『五戒』を全く言わないにこしたことはないけれど、言ってしまったなら、その時間を引きずらず、いかに短くしていくかが大事とおっしゃって下さいます。
正観さんのように「『五戒』を一切言ってはならない」と厳しくはおっしゃらないので、私には救いになっており、大変有難いです。
毎日床を磨いていけば、長年見つけることが出来なかった使命が、インスピレーションで降りて来るかもしれない…!
そう信じて、毎日床磨きを続けていきたいです。