プロフィール その1

物心ついた時から、
「人は死んだらどこへ行くのだろう」
とずっと考えてきました。

はじめて死後の世界を意識したのは、
同じ幼稚園に通っていた女の子が車にひかれて突然亡くなった時でした。
「〇〇ちゃんはどこへ行ったのかな」と聞くと母は決まって「お空の上じゃないかな」と答えました。
その時から、死んだら空の上に行って、生きている人の目からは見えなくなるのだと信じることになりました。

次に死後の世界に興味を持ったのは、小学2年生の時でした。
担任の先生が学活の時間に「今日は面白い話をするから、机にうつぶせになって聞いてごらん」と言いました。
すると、みんな気になる地獄の話(たぶん完全に先生の作り話)をしてくれました。
この世で嘘をついた者は『地獄の1丁目』で閻魔様に舌を抜かれる。
この世で人を騙したり盗みを働いた者は『地獄の2丁目』で針の山を歩く。
この世で人を殺した者は『地獄の3丁目』で火の池地獄に落とされる。

…このような内容だったと思います。悪いことをして死んだら、『地獄』に行くのだとはじめて知りました。

次に、死後の世界について学んだのは小学4年生の時です。
母方の祖母が、普段からご法話を聞きにお寺に通っていたのですが、小さい頃から身体が弱く、親に甘やかされて我儘放題に育った私の性格を何とか改善させようと、私をお寺に連れて行くことにしました。

その時、私は人生で初めてメンターと呼ばれる方に出会いました。   〜つづく〜